親が子どもに「大丈夫?」と声をかけたくなる時は、
いつもと違う大丈夫じゃない雰囲気を醸し出している時。
親は、その雰囲気を感じ取って不安になり、
その不安な気持ちを落ち着かせたい心理が働きます。
子どもに何もない場合、
親から「大丈夫?」と聞かれても、
「え、何が?」といった感じになりますよね。
親から「大丈夫?」と聞かれたら、
大概、子どもは「うん」とか「大丈夫」とか答えるでしょう。
その言葉を聞いて、親はとりあえず安心するわけです。
心配された子どもは、
「親を心配させたくない」
「弱い部分を受け容れてもらえないかもしれない」
様々な気持ちを抱えます。
その結果、親の安心する言葉を選びます。
「大丈夫」という言葉は、肯定形で使えば、
子どもの自己肯定感を高めるマジックワード。
疑問形の「大丈夫?」ではなく、
肯定形の「大丈夫!」でどんどん使いましょう。